「業務でServiceNowを使うことになった」
「サイトを見ただけではいまいちわからない」
そのような人必見です!
今回は、ServiceNowはどのようなものなのか、わかりやすく解説していきます。
ServiceNowとは
ServiceNowとは業務用アプリケーションです。
ワークフローの効率化が1番のメリットであり、わかりやすく言えば、仕事の流れを最適化・効率化するものです。
例えば、他の部門に報告するときは手動でメールを作成し、宛先を考え、送っていたとします。
しかし、ServiceNowを取り入れると、自動でメールを送信し、また情報もServiceNow上に集約されています。
このように、業務の自動化、情報の可視化を得意とするアプリケーションです。
ServiceNowはクラウドアプリ
ServiceNowはクラウドのアプリです。
クラウドアプリとは利用者がインターネットを通じてサービスを利用できるアプリです。
ServiceNowを利用する際は、利用する企業やユーザーがServiceNowと契約し管理されているサービスを借りる形となります。
契約する際は企業によって3,4個のServiceNow環境借りることが一般的です。
それぞれの環境は独立しており、一般的に以下の環境に分けられます。
開発環境:開発を行うための環境
非本番環境:開発を行ったものに問題がないかテストをする環境
本番環境:実際に業務で利用する環境
ServiceNowのメリット
では具体的にServiceNowのメリットを見ていきましょう!
大きく3つ紹介します。
自動化
ServiceNowを使うと、自動化することができます。
例えばメールです。
昔は宛先を考え、文を考え、手動で更新していました。
しかし、ServiceNowにメールのテンプレートや情報を登録すれば、自動で送信できるようになります。
見える化
先ほどの例でもある通り、メールで連絡をしあうと送信者と受信者にしか情報が渡りません。
しかし、ServiceNowに情報を集約したらどうでしょうか?
ServiceNowを通じて連絡をしあえば、連絡の履歴や情報を経営者が見ることができます。
そのため、情報が見える化されます。
効率化
先ほどの例のように、メールの自動化をすると、メールの文章や宛先を考えている時間を削減することができます。
また、見える化することで、経営層への報告に必要な資料作りや説明時間も削除することができ、大幅な効率化となります。
経営層にとっても、社員とサービスデスクの問い合わせやり取りをServiceNowから読み取れるため、理解度も向上します
ServiceNowは自由自在にカスタマイズ可能
ServiceNowはクラウドアプリであり、上記のような自動化・見える化・効率化ができるアプリを提供しています。
しかし、利用者により状況は違います。
提供されるアプリケーションが利用者にとって適切かどうかはわかりません。
そんな時に役立つのが、アプリ開発です。
ServiceNowでは、ノーコード・ローコード開発ができます。
つまり、専門的な技術なしで、ワークフローやアプリを作ることができます。
この機能により、利用者にとって最適なサービスを作成することができます。
PCだけではなくモバイルも利用可能
ServiceNowはPCだけ利用できるものではなく、モバイルで利用できます。
そのため、問い合わせの依頼や部下の承認などを手軽にスマホで行うことができます。
このことにより、スムーズに作業を行うこともできます。
PCを持ち歩く必要がないため、利便性はかなり上がるでしょう。
最後に
ServiceNowはノーコード・ローコード開発により利用者に適した、仕事の流れを最適化・効率化させるアプリケーションを作成・利用できます。
導入することにより、無駄な時間が無くなり、結果大きな生産性を生むことができます。
多くの企業が利用しており、使えるようになると大きなアドバンテージになるので、理解を深めていきましょう。
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