これからコンサルタントになる方必見の記事です。
今回は、コンサルタントである私が入社前にやっておくと差がつくことを紹介します。
実際に経験してみて、必要な知識やスキル、それに向けた勉強法やおすすめ本を紹介しています。
入社前の時間がある期間に準備をして、周りと差をつけましょう!
コンサルタントとは?
コンサルタントとは、クライアントの抱えている問題を分析して、その課題に対する提案や改善を行い解決をする職業です。
答えのない課題を突き詰めていくので、論理的思考力やある程度の知識が必要です。
基本的にはクライアントの課題を解決する立場であるため、相手よりもスキルが上である前提です。
そのため、給与水準は他業界より全体的に高水準となります。
入社する前にやるべきこと3選
入社前、時間はたっぷりあると思います。
充実した仕事ライフにするため、差がつくこと3選を紹介します!
この3つを取り組めば、入社後周りと圧倒的に差をつけられます。
論理的思考力(ロジカルシンキング)
コンサルタントは答えのない課題を相手に提案する職業です。
答えのあるものもまれにありますが、ないことがほとんどです。
したがって、その問題をどう論理だてて考え説明できるかが重要です。
ただ何となくではなく、自分の言葉で言語化してみましょう。
いわば考え方ですが、主に勉強していただきたい思考法は「仮説思考」「フェルミ推定」の2つです。
仮説思考
仮説思考とは、「答えのないものに仮説を設定し、その仮説に基づいた方法を検証していく」思考法です。
例えば私が4kg太ったとしましょう。
痩せるために事実を確認します。
【事実】
・外食に誘われる機会が増えた
・体重が増加した
上記の状況であれば、「外食でカロリーの高い食べ物を食べているから太った」と仮説を立てることができます。
すると、痩せるためには運動することではなく、外食の回数を減らそうと対策を立てることができます。
これは簡単な例ですが、実際コンサルタントとして仕事をする際に仮説を立てないと、行うことに一貫性がなく中途半端になってしまいます。
また、数ある選択肢を大幅に減らすことができるので、コンサルタントには必須といっていいほど重要なスキルです。
まず、スキル自体を知ることが大事です。
入社前の期間は本を読みましょう(転職される方も、プロの意見を聞いてから実践していくことが大事です。)
おすすめの本はこちらです。
フェルミ推定
フェルミ推定とは「捉えどころのない問題を、ロジック立てて答えを出す」思考法です。
例えば、このような問題を見たことがないでしょうか?
問題:日本に電柱は何本ありますか?
この問いは、ぱっと言われてもわからないと思います。
そこで、ロジックを立てて答えを出します。
皆さんは電柱を見たことがありますよね?
そこからフェルミ推定は始まります。
【答え】
1:電柱を想像すると、50メートル四方に1本は電柱がありそうです。
2:よって、面積でみると2500平方メートル当たり1本ある想定(単位変換)
3:つまり、1キロ平方メートル当たりは400本あると仮定します。(単位変換)
4:日本は山があり、平地は15%、電柱がある土地は多くても20%だと考えます。
5:すると、日本の国土面積は約40万平方kmなので、20%は8万平方kmです。
6:よって、8万(平方km)×400(本)=3200万(本)となり、日本には3200万本の電柱があると推定できます。
このように、答えが分からない問題でも、自分の日常生活の体験からロジックを立てて考えると、おおよその答えにたどり着けます。
この力がコンサルタントには重要であると言えます。
このフェルミ推定も、おすすめの本があります。
まずはこの本を読んで知識のインプットから始めましょう。
IT知識(ITコンサルタント必須)
コンサルタント、特にITコンサルタントはIT知識が重要です。
クライアントの課題を解決する際に、IT知識がないと話についていけなかったり課題を見つけづらくなります。
IT知識を持っている人は、仕組みを理解できるので考え方も広がります。
そこで、おすすめな資格が「ITパスポート」「基本情報技術者」試験です。
上記二つは幅広いIT知識を学ぶことができます。
「ITパスポート」→「基本情報技術者」の順で取得しましょう。
ちなみに私の職場では、新卒は必ずと言っていいほど上記2つを取得するため勉強をします。
スキルシートにも記載することができ、仕事をするうえではかなり役立つ資格になります。
本ブログでも、上記2つについて記事を出しています。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
最後に
いかがだったでしょうか?
「仮説思考」「フェルミ推定」「IT知識」の取得で、入社前、もしくは転職された方でも圧倒的に周りから差をつけられます。
周りと差をつけて充実した仕事ライフを送りましょう!
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