最近ではスマートフォンの普及により、多くの人がスマホ依存症に陥りやすくなっています。
トイレやお風呂、食事中までスマートフォンを手放せない方が多くいるのではないでしょうか。
スマホ依存症は、私たちの日常生活や精神的健康に深刻な影響を与えることがあります。
今回は、スマホ依存症の実態と陥りがちなことを紹介していきます。
悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
スマホ依存症とは?
まず、「スマホ依存症」とはどのような状態のことを指すのでしょうか。
スマホ依存症とは、「スマートフォンの利用が辞められず、持っていないと落ち着かない状態」のことを指します。
ふとした時にスマホを見ていたり、ないと不安になったりする状態です。
ネットで便利になった世の中で、スマホは誰もが持っている電子機器です。
スマホ依存に該当する人は、成人では400万人ほどいると言われています。
ゲームやSNSなどの簡単に楽しみが得られる娯楽は、自分の力ではやめられなくなってしまう依存状態に至ります。
最悪の場合、引きこもりやニートになってしまうため、改善が必要です。
実体験:スマホ依存症の始まり
実は私も重度のスマホ依存症でした。
外に出て歩くときも、料理を作ったり食べたりするときも常に動画を流し見していました。
ついには、スマホを見ると気分が悪く、吐き気を催すまでになりました。
スマホ依存症になったきっかけは、「効率化」です。
食事中や移動中など、娯楽となるスマホを見てリラックスできればとても効率的な生活になると思っていました。
しかし、実際は効率化どころかスマホにとらわれるようになり、スマホを持っていないと不安になるようになりました。
手放そうと思ってもついつい見てしまう、依存状態になっていました。
しかし、現在ではしっかりと解消して充実な生活を送っています。
スマホにとらわれる人生はもったいないです。外にはたくさんの楽しい体験が待っています。
少しでも「スマホ依存症かもしれない」「スマホ依存症になりそう」と心当たりがあるいう方はこの記事を見て改善していきましょう。
スマホ依存症の症状
スマホ依存症の症状をレベル別に見ていきましょう。
実際にスマホ依存症であった私の実体験からも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
依存度高の方は要注意です。
依存度レベル:小
依存度レベル小を紹介します。
1:電車の中でのスマホ利用
1つ目は、「電車の中でスマホを利用する」です。
電車の中でスマホを利用することは、スマホ依存症であることにはつながりません。
電車の人を想像してください。私もびっくりだったのですが、みんなスマホをさわっています。
電車はパソコンや運動などができず、やることが制限されてしまいます。
そんな中、スマホは勉強やリラックスなど効率的に時間を使うことができます。
しかし、2,3時間電車に乗りながらスマホを見ている方は注意が必要です。
2:連絡程度に利用する
2つ目は、「連絡程度に利用する」です。
ラインやインスタなど、友達や家族などの連絡手段としてスマホを利用している方は依存度が低いでしょう。
もともとスマホは連絡を行うための電子機器です。
逆に、連絡をしないとスマホを持っている意味がありません。
依存度レベル:中
依存度レベル中を紹介します。
ここからは少し注意が必要です。
1:食事中にスマホを見る
1つ目は、「食事中にスマホを見る」です。
今やYoutubeやTikTokなど、様々な動画ツールがあります。
特に一人で外食に行ったり、一人暮らしの方はスマホを見ながら食事をしているのではないでしょうか。
食事までスマホを利用していると、依存度は少々高いかもしれません。
さらに食事中にスマホを見ることの怖いことが、その後もずっとスマホを見てしまうことです。
動画は食事がちょうど食べ終わったときに都合よく終わるものでもありません。
途中でよい場面である場合が多く、食事後も見続けてしまいます。そこから、重度のスマホ依存症につながってしまいます。
2:朝起きてすぐにスマホを20分以上触る
2つ目は、「朝起きてすぐにスマホを20分以上触る」です。
ここでポイントなのが、20分以上というまとまった時間利用することです。
朝は基本的に忙しいです。学生なら通学、社会人なら通勤時間でなかなか時間がさけないです。
そんな中、20分以上触ってしまうことは依存度が高まっている証拠です。
3:就寝前にスマホを30分以上触る
3つ目は、「就寝前にスマホを30分以上触る」です。
就寝前はリラックスしてついつい触りがちです。
しかし、その生活を続けているあなたはスマホ依存が高くなっています。
その生活がさらに続くと、重度のスマホ依存症になってしまいます。
依存度レベル:高
依存レベル高を紹介します。
この症状に当てはまった人は、すぐに対処が必要です。
では見ていきましょう。
1:スマホを持っていないと落ち着かない
1つ目は、「スマホを持っていないと落ち着かない」です。
外にふらっと散歩する時や友達と話している時など、スマホを必要としない場面でも持っていないと不安になってしまうあなたは依存度が高いかもしれません。
私もそうでした。料理を作るときや散歩するときも常に動画を流し見していました。
持っていないと落ち着かなかったですし、何かスマホを利用して行動することが効率的と思っていました。
しかし、実際は動画を見て集中力が欠けていたため、すべてにおいて中途半端でありやることに対して充実感が得られませんでした。スマホにとらわれているような感覚です。
どんなことでもスマホを触りながら行動する人はかなり注意が必要です。
2:お風呂にスマホを持っていく
2つ目は、「お風呂にスマホを持っていく」です。
スマホのような電子機器は水に弱いです。当然、お風呂の水がかかってしまえば、防水性でも多少なりとも壊れるリスクが上がります。
そんな中スマホをお風呂に持っていく方は、そこまでして手放したくない、触りたいという状態になっています。
実際私もやっていました。お風呂に入りながら動画を見たり音楽を聴いたりしていました。
この症状は重度のスマホ依存に該当します。
3:行き/帰り道で歩きながらスマホを見る
3つ目は、「行き/帰り道で歩きながらスマホを見る」です。
通学路や家までの帰り道で、スマホを見ながら歩いて帰ってしまう状態です。
ただ歩くということができません。
何か手が空いたらスマホを見てしまう状態です。
4:定期的にスマホの画面を見てしまう
4つ目は、「定期的にスマホの画面を見てしまう」です。
特に通知ややることはありません。しかし、10分に1回スマホを開いてしまいます。
自分でもなぜかはわかりません。特にやることもなくスクロールするだけです。
なんとなくスマホを触っていたい、落ち着かない証拠だと思いますので、重度のスマホ依存症であることが分かります。
スマホ依存症から脱却するためには?
では、スマホ依存症から脱却するためにはどうすればよいのでしょう。
実際にスマホ依存症を解消した私が、改善するための方法を紹介します。
大きく2つに分けて記載しています。
先ほど当てはまった方はぜひ参考にしてみてください。
1:スマホ利用時間を減らす
まず1区分目は「スマホ利用時間を減らす」です。
スマホ内のあらゆる設定を利用して、利用時間を減らすことができます。
スマホは連絡ツールであるため、電源を切ることは除外しています。
それでは見ていきましょう。
1.1:スマホ利用時間を確認して認識する
1つ目は、「スマホ利用時間を確認して認識する」です。
スマホには、”スクリーンタイム”というスマホ利用時間を知れる機能があります。
[設定→スクリーンタイム→すべてのアプリとWebサイトアクティ~]より、アプリごとに自分が何分使っているかを知ることができます。
スマホ依存症の方はこれを見て衝撃を受けると思います。
自分が想像している以上に利用しています。
この事実を認識することで、スマホはもう少し控えようという気持ちが出てきます。
そこから、スマホの利用時間減少につながります。
1.2:利用するアプリに制限時間を設ける
2つ目は「利用するアプリに制限時間を設ける」です。
例えば、Youtubeに1日1時間までと設定します。すると、1時間たつと、Youtubeがロックされ閲覧できなくなります。
利用時間は深夜0時にリセットされます。
”Youtubeは1時間までと決めたがついつい長くみてしまう、、”など、自分だけでは制御できない人にこの方法はおすすめです。
設定方法は
”設定→スクリーンタイム→アプリ使用時間の制限”から設定することができます。
1.3:娯楽アプリをアンインストールする
3つ目は「娯楽アプリをアンインストールする」です。
スマホ依存症の原因は娯楽アプリでしょう。
Youtube、TikTokなど、現在では様々な娯楽アプリがあります。
スクリーンタイム確認や利用時間制限でもついついスマホを見てしまう人は、思い切ってアンインストールしましょう。
しかし、アンインストールをする際は、データのバックアップや移行を忘れずに。
2:プライベートを充実させる
2区分目は「プライベートを充実させる」です。
スマホ以外で、熱中できるものや楽しみを見つける方法です。
それでは見ていきましょう。
2.1:友達や家族と遊ぶ予定を作る
1つ目は「友達や家族と過ごす予定を作る」です。
人と話したり過ごしたりする時間は、スマホを触ることはしないでしょう。
友達との飲みや、家族がいる方は一緒に出かける予定を作りましょう。
自然とスマホの利用時間が減り、離れられると思います。
しかも楽しく実践することができ、プライベートも充実するでしょう。
2.2:資格や語学の勉強に勤しむ
2つ目は「資格や語学の勉強に勤しむ」です。
資格であれば、試験の日程を決め参考書を買い、勉強に取り組みましょう。
スマホは暇であるから触ってしまうことが多いです。
受験料を払っていて期限が決まっている資格であれば、嫌でもやらなければいけません。
また、資格や語学はスキルアップにつながります。
あなたの仕事の幅が増え、年収アップという大きなメリットが得られます。
2.3:スマホ以外で趣味を作る
3つ目は「スマホ以外で趣味を作る」です。
例えば、一人旅や読書などです。
スマホを使わずに楽しめる趣味を見つけましょう。
私の場合は読書です。今まであまり本を読んでいませんでしたが、本を購入して読書に励みました。
すると、なかなか面白いもので、読書が好きになっていました。
趣味を作ることで、自然とスマホから離れることができます。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は、「スマホ依存症」 について紹介しました。
スマホ依存症はプライベートの充実を妨げます。
症状に当てはまった方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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