今回はIT知識ゼロだった私が一か月でITパスポートに合格した勉強法とコツをわかりやすく紹介します。
これからITを学ぼう、ITパスポートを受けてみようという方必見です。
ITパスポートとは
情報処理推進機構(IPA)が実施する、経済産業省が認定する国家試験です。
ITに関する基礎的な知識が証明できる資格です。
国家試験で難しそうと感じる人がいらっしゃるかもしれませんが、事前に勉強すれば合格できる資格です。
合格率は50%程です。
試験は主にCBT方式で、四択から答えを選ぶ形式になっています。
合格までに利用したツール
1か月で合格するまでに主に利用したツールを2つ紹介します。
参考書
参考書は”いちばんやさしいITパスポート”一択です!
試験合格に必要な知識が分かりやすく解説してあります。
絵を用いて解説してくれるので、視覚的に知識を吸収できます。
部門ごとに問題も用意してあり、わかりやすい解説があるのも魅力的です。
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過去問道場
参考書である程度知識をつけたら過去問に取り組むと思います。
そこで、おすすめなのが”過去問道場”です。
過去問は基本的に参考書を買って有料で取り組むものが多いです。
しかし、過去問道場では無料で26年分の過去問に取り組むことができます。
しかも、わかりやすい解説もついています。
また、無料の会員登録をするだけで、解いた過去問の苦手を収集し、間違えた問題をピックアップして再復習することができます。
ぜひ活用しましょう!
勉強のコツ
ここで、効率よく勉強するために意識していたことを3つ紹介します。
ITパスポート取得にかかわらず、勉強をするうえで大事な3つなので、ぜひ活用していきましょう。
エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線 – 検索 画像 (bing.com)
皆さんはエビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか?
上記のグラフから分かる通り、人は学んでも一日で50%以上忘れてしまいます。
しかし、復習をすると、定着率が格段に上がります。
ITパスポートではこの法則を利用しました。
参考書には、1章、2章、3章などパートに分かれていました。
章ごとに30ページほどです。
もし、一日ごとに新しい章をやっていくとしたら、以下の通りに前日学んだ分をもう一度勉強します。
1日目:1章
2日目:1章(復習)、2章
3日目:2章(復習)、3章
このように勉強することによって、記憶力の定着を上げることができます。
夜に勉強する
ITパスポートは基本的なIT知識を必要とされているため、暗記物が非常に多いです。
そこで、夜に勉強します。
人間は基本的に寝る前(夜)に勉強したものが記憶に残りやすいと証明されています。
ちなみに朝は脳がフレッシュなので、計算や思考が必要なものなど、一番負荷のかかるものを行うといいと言われています。
そこで、夜に単語を覚えることを意識して勉強していました。
視覚的に覚える
文字だけのものより、絵や図など視覚的な情報が記憶に定着しやすいです。
これは私の意見ではなく、実際に証明されています。
参考書(いちばんやさしいITパスポート)では、視覚的に知識を解説しています。
文字だけではなく、視覚を用いて勉強していきましょう。
合格までの過程
では、1か月どのように勉強していたのでしょうか。
~1週間
参考書(いちばんやさしいITパスポート)を一読します。
深い理解にこだわらず、まずは一読してみましょう。
人間は一度見たものは覚えやすいという特性があります。
まずは、見慣れない単語やページを見慣れるように、こういう感じなんだという感覚を持てるくらいに一読をするのがおすすめです。
1週間~2週間半
続いて、参考書を2週目に見返しましょう。
今回は深く理解することを意識しましょう。
先ほどのエビングハウスの忘却曲線を覚えていますでしょうか?
ここではその法則を利用して、勉強していきましょう。
繰り返しにはなりますが、参考書が章に分かれていたら、以下のように前日学んだ範囲をもう一度復習しましょう。
1日目:1章
2日目:1章(復習)、2章
3日目:2章(復習)、3章
2週間半~4週間
ITパスポートの知識は結構ついてきたと思います。
続いては、過去問に取り組みましょう。
ここで、過去問道場の出番です。
直近5年分を解いてみましょう。
解いて、間違えた問題が記録されるので、それを全て解けるまで取り組みます。
試験へ
知識を学んで過去問にも取り組んだら、いざ試験です。
試験申し込みサイトから申し込みましょう。
試験日を決めて、テストセンターで試験を受けましょう。
全体で6割取れれば合格です。
最後に
いかがだったでしょうか?
ITパスポートは難しすぎず、また取得すればITの基礎知識を身に着けることができる資格です。
受けようか迷っている人、受ける人、ぜひ参考にしてみてください。
皆さんが合格することを願ってます。
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