皆さんは仕事を楽しんでいますか?
日本能率協会の調査では4割の人は仕事が楽しいと回答しています。
しかし、これは裏を返せば、6割の人が仕事を楽しんでいません。
では、仕事を楽しむにはどのようなことが必要なのでしょうか?
それは、考え方にあると思います。
今回は自分の経験も含めてわかりやすく紹介していきます。
仕事を楽しめていない方、もっと楽しみたい方必見です。
仕事を楽しまなきゃもったいない
まず第一に、仕事は楽しまないともったいないです。
なぜなら、仕事は人生のほとんどを占めているからです。
寝ている時間以外で考えると、支度から通勤、仕事、帰宅で8割ほどの時間を占めています。
その仕事を楽しくできなければどうでしょう?人生が楽しくないと同じような感覚になります。
逆にとらえれば、仕事が楽しければ人生が楽しくなる確率は高くなります。
実は私も仕事が苦痛だった
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しかし、楽しくなければもったいないと言っている私も、仕事が苦痛でした。
特に社会人1年目です。
毎日が行きたくない、やりたくない、憂鬱と思う結構重度の仕事嫌いでした。
原因は3つです。
申し訳なさ
とにかく上司の言っていることが分からなかったです。暗号です。
これは本当に日本語?と思うほどわかりませんでした。
今までは頼まれたことはすべてできていました。
宿題をやるだったり、家事をやるだったり、、
しかし、言われたことが分からないのです。
初めて振られたタスクができないという状況になりました。
すると、自分が役に立っていない感覚で申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
人間関係
仕事が分からないので、当然上司やお客様に聞くことになります。
しかし、聞いてもわからないということが多々ありました。
すると、どんなに優しい上司でも、聞きすぎたり全然成果が出ないと少しイライラしているのが分かりました。
しかし、自分で考えてもわからないので、聞きにいかないといけません。
聞かないで時間をかけると、後で何をやっていたんだということになるからです。
自分ができないことで相手を不快にさせてしまうことがたまらなく嫌でした。
ミスが怖い
とにかくミスが怖かったです。
新人なので失うものがないことなど頭ではわかっていても、ミスが怖くて挑戦することができません。
しかし、なんでやらなかったのだろうと劣等感にさいなまれます。
また、どんなことでも、ミスにつながると感じ、緊張感が絶えず続いていました。
緊張感が続くと、精神的にもかなり負荷がありました。
私の性格
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私は気分が病みやすい性格でした。
固定概念がある
固定概念が強く、周りに流されやすいタイプでした。
特に、仕事は面白くないという固定概念がありました。
仕事が嫌だということはネットでもよく聞きますし、周りからもよく聞いていました。
仕事=嫌なものと強く認識してしまいます。
そうすると、仕事の嫌なことばかり見つけてしまいます。
完璧思考
受け持ったタスクや目指す目標は常にトップを目指し、完成度も100%に持っていきたいタイプでした。
完璧思考は向上心があるという点では良い面ですが、ありすぎると自分を追い詰めてしまいます。
誰しも完璧な人間はいません。
優秀で完璧に見える上司にも欠点があり、悩みがあります。
完璧を求めるといつまでたっても満足できず、自分を責め続けてしまいます。
私もそうです。すべてを完璧にやろうとしていました。
たまには自分をほめることも必要です。
自責思考
世の中すべてのことは他人のせいにもできますし、自分のせいにもできます
例えば、何もやっていないのに一方的に自分を嫌っている人がいるとします。
その時に、実際は自分に非がないのに自分の行動が悪かったんだと反省する人もいますし、自分が悪いのに嫌う相手が悪いと考える人もいます。
私はすべて自分の責任に考えるタイプでした。
考え方の転機
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考え方が変わった経験は二回ありました。
子供
私は線路沿いを散歩していました。天気のいい休日の昼間でした。
すると、前から親子が歩いてきました。30歳前半のお母さんと2,3歳ほどの子供です。
かわいいなと思いながら見ていると、ちょうど電車が通りました。
私は電車が通ったなくらいにしか思わなかったのですが、前を歩いていた小さな子供が目を輝かせながらお母さんに
「すごい!すごい!」
と楽しそうに伝えていました。
その時、はっとさせられました。
私も子供も同じ電車を見ているはずです。それなのに、感じ方は全然違いました。
同じものでも考え方によってこんなにも違うんだと実感しました。
当たり前になりすぎていました。例えば東京や大阪で仕事をするにも昔はあこがれていたはずです。
職業体験でも、非日常感がありとても楽しいものでした。
そんな当たり前の日常を再認識させられる出来事でした。
同期
私の職場は、研修が終わるとそれぞれ違う部署に配属されました。
当時は研修が終わり4か月ほどたった時でした。
研修時に仲の良かった同期と4か月会っていなかったので、飲みに行きました。
その時はちょうど仕事がつらい時期でした。
久しぶりに会い、仕事はどうかという話になりました。
その同期はうまくいっているようでした。
しかし、話を聞いてみると、とても楽観的でした。
私は、上司が言っていることが分からなくて困っていると相談すると、
同期は、わからないように教えてくる上司が悪くね?といいました。
私は考えもしませんでした。
上司の言葉が分からないのは、自分に理解力がないから、知識がないからと自分を責めていました。
しかし、同期はいい意味で他責思考でした。
仕事が楽しくなるマインド
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当たり前に感謝する
先ほどの子供の体験でもあったように、すべてが当たり前になってきてしまいます。
仕事もそうです。昔は職業体験で仕事をするのもおままごとなどをするのも楽しいものでした。
電車に乗りながら東京や大阪に行き、仕事をするのも小学生や中学生でしたらあこがれている人もいるかもしれません。
しかし、そんなことが当たり前になってしまい、いやなものばかり見えるようになってきているかもしれません。
例えば、先ほどの例でしたら、電車は小学生ではワクワクするものですが、満員電車嫌だなあだったり、時間かかるなあだったり、当たり前に慣れてくると嫌なものばかり見えてきます。
一度自分の日常を振り返り、当たり前を考えてみましょう。
きっとすべてが幸せに見えてくるはずです。
楽観的になってみる
意識的に楽観的になってみましょう。
自責思考、つまり自分を責めすぎていては心が持たないことがあります。
物事はどんなことでも自分の責任にすることができます。
例えば同僚の仕事を少し聞いていて相談を受けていました。
その同僚が仕事に失敗してしまった時に、自分がうまく相談に乗ることができなかったからだと自分を責めることもできます。
しかし、逆を言えば、他責思考、つまり他人のせいにすることもできます。
振られたタスクができなかったとき、ああ、できなかったなと落ち込むのではなく、自分は能力がないのにその仕事を振る上司が悪いと考えることもできます。
これは一見悪いことのように見えますが、時には良い考え方にもなります。
実際、私は自分を責めすぎました。その結果、モチベーションが落ちてしまい、人生が真っ暗になっていました。
すべてではなく少しだけ他責思考になって物事を考えることで、気が楽になり物事が明るく見えてくるかもしれません。
仕事を楽しむには考え方を変える!
私の経験上、仕事を楽しむには考え方が大事です。
例えば、ディズニーランドに行ったとしても、「いやだなあ」と思っていくと、いやなことばかり考えてしまいます。
逆に、「ディズニーランドを楽しもう」という意気込みで行くと、きっと楽しめるはずです。
仕事でもそうです。「いやだなあ」と思うと嫌な面が見えてきてしまいます。
「楽しもう」という考え方は予想以上に効果があります。
特に、つらい時でも言葉に出して、「楽しい」と言ってみると、意外と心が楽になります。
つらい時こそ明るく考えましょう!
終わりに
いかがだったでしょうか?
仕事を楽しむには考え方です。
明るく考え、仕事を楽しみましょう!
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