仕事をするときに関わってくることが残業時間。
社会人にとって、残業時間問題は切っても切り離せないと思います。
今回は「残業をする人は偉いのか?」について、記事を紹介していきます。
時間外労働の規則
基本的に、以下が残業時間の上限とされています。(大企業は2019/4~、中小企業は2020/4~から適用されています。)
- 年72時間以内
- 月平均80時間以内
- 月100時間未満
- 月45時間を超えることができるのは、年間6か月まで
企業は上記に違反すると、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金となります。
基本的に労働時間は40時間/月以内となるでしょう
規則は定められているが、、、
このように、規則は定められていますが、ばれずに残業してしまう人も一定数います。
ましてや今はネットが発達してリモート仕事ができる時代。いつでも仕事ができる環境は、終わっていない仕事を片付けるために働ける状況を作り出せてしまっています。
以前のような、対面とは違い、仕事が可能な状況となってしまっています。
勤怠をつけずに、いわば「サービス残業」ができてしまいます。
残業する人は偉いのか?
では、もともと話している話題「残業する人は偉いのか?」についてです。
結論、そこそこの残業を除いて、過度な残業は偉くないと思っています。
確かに終わっていない仕事に手を付け、頑張る姿勢は素晴らしいです。
他社より残業をする人は仕事に取り組む時間が多いため、質の良い、また数のある成果物を出せるでしょう。
ある程度の残業は良いと思います。
しかし、サービス残業をしてまで行うと、周りに迷惑をかけてしまいます。
規則違反がばれて企業に負のイメージを与えてしまったり、同僚の評価基準を上げてしまったりしてしまいます。
過度な残業をすることによっての悪影響
適度に残業をすることは良いと思います。
しかし、月40時間以上、かつ分からないようにする「サービス残業」はよくないことだと思っています。
その理由を3つ紹介します。
1:周りの評価基準を過度に上げてしまう
1つ目の悪影響は「周りの評価基準を過度に上げてしまう」です。
過度なサービス残業は周りの評価基準を上げてしまいます。
例えば、A上司の部下にB部下とC部下がいるとします。
B部下は時間内にこなして定時で帰ります。しかし、C部下はB部下と同じく時間内でこなしていますが、A上司に隠れて50時間もの残業をしてA上司に様々な成果物を出しました。
すると、A上司は同じ時間でC部下の方が効率よく仕事をしていると勘違いしてしまいます。
また、B部下は時間内に仕事をこなしているにもかかわらず、できないとの評価になってしまいます。
残業時間を開示して行うことは良いと思いますが、隠れてやることは普通通り仕事をしている周りの人に悪影響を及ぼしてしまいます。
2:企業の信頼を崩す可能性がある
2つ目の悪影響は、「企業の信頼を崩す可能性がある」です。
働き方改革で、労働時間の上限が決まっています。
しかし、会社のためと思って月40時間以上のサービス残業を行っていると、ばれた時に会社にマイナスなイメージを負わせてしまいます。
それは、会社の管理不足であり、個人だけではなく企業にも罰則が与えられます。
会社にも悪影響を与えますが、ばれた際はあなたもその会社で働けないでしょう。
3:プライベートが充実できない
3つ目の悪影響は「プライベートが充実できない」です。
残業をしすぎてしまうと、プライベートが削られてしまいます。
仕事とプライベートは基本的にトレードオフの関係といってもよいでしょう。
一方を優先すると、一方がだめになります。
仕事をやらなければならず家族との時間が取れなかったり、友人とも遊べない状況などが起こるでしょう。
休日をとれたとしても、平日に残業しすぎたら疲れがたまってしまいどこにも出かける気力がないかもしれません。
過度な残業は、プライベートな時間を犠牲にしてしまいます。
昇格する人はある程度残業している
悪影響は様々ありますが、やはり仕事の中で昇格をしている人は仕事量が多いです。
昇格するということは、仕事ができることを認められているということです。
仕事に時間をかければそれだけ仕事ができるようになります。
もしスキルを磨いて上を目指したいという方は、過度とはいかなくともある程度の残業は必要でしょう。
仕事/プライベートのどちらを優先するか
残業をすると、プライベートの時間が無くなります。
一方で、プライベートの時間を増やすと仕事の時間が増えます。
仕事の時間を増やすと当然仕事ができるようになりますし、プライベートの時間を増やすと思い出が増えるかもしれません。
自分がどちらに重きを置いているかによって、仕事の時間は変わってくるかもしれません。
残業をするにしても、サービス残業だけはやめましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
残業する人は偉いのかについて、記事を紹介しました。
過度な残業は悪影響を及ぼすため、ほどほどにしましょう。
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